安吉旅行記(上)

 先月、まだ早春という時期に安吉白茶の産地浙江省の安吉県に旅をしました。
 安吉県は浙江省の西北部に位置する、1886平方キロメートルの県であり、上海から約220キロ離れています。安吉は竹の故郷として名が高い。その安吉白茶も宋の時代から有名でした。
出かける前にインターネットで安吉のお茶関係の話や観光スポットを調べ、ホテルまで予約をしておきました。
 上海から安吉にいく道は二つのルートがあり、私たちがやや近道の普通道路を選んで318国道で行きました。国道ですので少々渋滞したところもありましたが、車が3時間ほど走って、安吉県内に入りました。
 市内に入る前に道端で見かけた看板を参考に有名な安吉白茶メーカーの安吉大山嶋茶場を唐突に無理やり見学させてもらいました。あと2週間ほど茶摘み時期になりますので工場はまだ作業の準備を開始したばかりの状態でした。安吉白茶加工に利用される機械は他の緑茶加工とほとんど同じものでした。
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 工場から出て早速安吉市内に突入して、ホテルを探しながら、町の風景を見学しました。新築のきれいな建物が多い、豊かな町である印象を受けました。
 ホテルにたどりついて予約のとおりに順調にチェックインができました。なかなかよいホテルでした。特に総経理の人柄や対応にとても満足でした。お勧めのホテルです。
ホテル名:安吉凱旋門大酒店  電話:0572-5018888  総経理:金 総 料金:320元
 チェックインが済んでもう午後2時近くになり、あわててレストラン探しに出かけました。市内で車を適当に走らせて入り安そうなあるレストランを決め、早速メニューをチョイス。
 タケが有名ですので春の時期でもあることで3種類の竹の子料理とその他2品くらいを選びました。あたりました!竹の子の料理はとても美味しかった。特に干しの竹の子料理は最高でした。好喫!4人あわせて100元で満腹しました。食後は持参の携帯ポットや岩茶を堪能して、みんなが大満足でした。因みに、この店の店名は大家福です。電話などを控え忘れたので残念でした。
 食事の後は、市内から遠くない有名な「安吉竹博園」を観光しました。世界中から数百種類の竹が集められ、栽培・展示されているところです。そのほかに竹の知識、利用価値、加工方法などいろいろが展示や説明され、まさしく竹の博物館です。そのユニークさもあり、一見の価値があるところです。
 午後の残り時間を「霊峰勝境」という森林公園の見学に利用して、雨の中で観光客のほとんどいない静かな山やお寺でそれなりに楽しみました。
 雨が降り続ける中で、周りもかなり暗くなり、今日の観光予定中の「江南百草園」をあきらめて一行がホテルに戻りました。
 夕食は宿泊のホテルで取りました。特に特記事項がありませんが、この一品だけは薦めたい。好喝!好喝!清爽型黄酒(紹興酒)の「烏毡帽黄酒」です。お茶ティスティングの方法で8年と10年ものを飲み比べ、みんなが10年ものに軍配を上げました。こくがあり、まろやかでした。4人で4本も飲みました!
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 業者:浙江省烏毡帽酒業 上海事務所電話:021-6513-9988  http://www.winezj.com/

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